1 校名について
本校は大正6年に福岡県田川郡立田川高等女学校として田川郡後藤寺町に設置され、大正10年の郡制廃
止により県営移管となったことを契機に「県立田川高等女学校」に改称されました。その後昭和23年の学制改
革によって「福岡県立田川女子高等学校」に、翌年の昭和24年に学区制、男女共学制の施行に伴い、「福岡
県立西田川高等学校」となりました。 当時、人口も最も稠密で経済産業の中心であることを背景に、西田川地区の教育、文化の中心としての自
信と誇りを堅持せんと大いなる理想に燃え、校名を決定しています。 令和3年度入学生から、定時制単位制高等学校へと制度は変わるものの、西田川高等学校が改称当時か
ら目指してきた、自信と誇りを堅持し理想を掲げる生徒の育成は、現西田川高等学校の、志を持って意欲的
に学び、自律心と思いやりの心を持つ、たくましい子どもの育成、知育・徳育・体育の調和のとれた人間形成を
目指すという一貫した教育理念のもと、今後も西田川高等学校の建学の精神は受け継がれていきます。
2 校訓について
西田川高等学校校訓「誠 敬 愛」 創立10周年行事の翌年の昭和4年制定
「誠」 自己の目標に向かって誠心誠意努力し、自分自身はもとより他人や社会に対しても誠実であれという
意味が込められています。
「敬」 家族、隣人をはじめすべての人に対して、常に尊敬の気持ちで交わり、尊敬の気持ちで自己の本分を
尽くせば、心豊かな人生を創造することができるという本校の教育理念を表しています。
「愛」 すべての世の中の営みは、家庭も学校も国家も愛より生じ、地球全体を理想郷にするのも愛の力であ
り、万人を慈しみ生物も鉱物も愛すべきであるという意味が込められています。
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