校歌について
【校歌】作詞：火野葦平 作曲：古関裕而
昭和３２年 創立４０周年記念式典で校歌が披露されました。
本校の校歌は、ＮＨＫの朝ドラ「エール」の主人公である作曲家古関裕而氏と若松が生んだ
芥川賞作家火野葦平氏によってつくられています。
福岡県立西田川高等学校校歌
（昭和三十二年作製）
作詞 火野葦平
作曲 古関裕而
一、 筑豊の野(や）にみどり濃く
英彦山(ひこ)のいただき風青し
独立自主の旗の下（もと）
誠(まこと)に生くる われら若人
胸の奥処(おくが)に火と燃ゆる
理想と夢は果て知らず
たくまし 母校 西田川
二、 魂(たま)をば磨く奈良ヶ丘
菊のかおりの学舎(まなびや)に
知識の宝庫掘りおこす
使命は重し われら若人
敬愛をもて心をば
結ぶ集(つど)ひはとこしえに
なつかし 母校 西田川
三、 世界の朝を望みつつ
青春の歌高らかに
眦(まなじり)あげて世を照らす
光とならん われら若人
嵐に耐へてゆるがざる
柏の強さ忘るまじ
栄(はえ)ある 母校 西田川
★ 作詞者 火野 葦平さん について 明治３９年 旧遠賀郡若松町に生まれる。作家。 昭和１３年 『糞尿譚』で第６回芥川賞を受賞。 昭和３５年 没。 昭和３５年 『革命前後』及び生前の業績により日本芸術院賞を受賞。 戦中の著作『麦と兵隊』『土と兵隊』『花と兵隊』は、兵隊三部作と呼ばれる。戦後も多くの著作を残す。
★ 作曲者 古関 裕而さん について 明治４２年 福島市に生まれる。作曲家。 昭和４４年 一連の業績により紫綬褒章受章。 平成元年 没。 スポーツ、歌謡曲、校歌、社歌など、５０００曲におよぶさまざまなジャンルの曲を作曲。高校野球でおなじみの「栄冠は君に輝く」や「大阪阪神タイガースの歌」通称「六甲おろし」などを作曲。
|
|